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今年も「巣立ちプロジェクトⅡ 生と性」
(性的課題の視点からの障害者地域生活支援)を始動します。

 昨年の取組の中に、これまで避けて通ってきたと言っても過言ではない障害者の性に関する問題と支援の在り方を取り上げ、 多くのご家族から様々な反響が寄せられました。 個人として尊重されるということは「愛する人と暮らしたい」という思いも尊重されなければならないはずです。 しかし、その一方で(知的)障害のある人に対して体と性の問題をいかに学んでもらい、自らの意思でコントロールできるよう支援していくのか、支援者側のスキルをいかに上げていくか等、大きな課題があることも事実です。 インターネットの普及等によって性に関する刺激的な情報があふれる中、 避妊や子を産み育てることについて教えられることもなく知識もないまま、意図せぬ妊娠、堕胎の強制につながり、 あるいは子の虐待や育児放棄、 経済的困窮という負の連鎖を招いているという現実があります。 巣立ちプロジェクトとしても児童の時期から体と性に関する学びの必要性を実感し、これから取組むべき課題だと考えています。
 もうひとつは、幼少期からの「意思決定支援」 への継続的な取り組みの必要性です。「私たちのことを私たち抜きで決めないで」 (Nothing about us without us)、 そんな根底が脈々とあって、大人になって、 「どこに住みたい?」、 「誰と暮らしたい?」 「どうやって暮す?」「お金、 どうする?」・・と続いていくものでしょう。
 今年度は、「巣立ちプロジェクトⅡI 生と性」として、 学齢期からの教育やサービス等に
関わっている方々にも参加していただきたいと思っております。

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